研究者の妊娠・出産事情 ---2---【子育てのしやすさはボスが決める!!】
こんにちは。
前回に引き続き,(かなり)主観的な研究者の妊娠・出産事情を書き連ねたいと思います。
前回,書きましたが,私は子供を作ることを決意した時,離職も覚悟しました。
このご時世ですから,直接「クビだ!」とは言われないまでも,「研究者としてまだ続けるの?」「仕事続けるのは難しいんじゃない?」的なことを当然のごとく言われるのではないか?!と思っていました。
とってもネガティブです笑
ただ,今思うことは,“全てボスに依存する!”ということです。
これは会社でも同じかもしれませんね。
ただ,研究の世界だと,“研究室”という単位が(治外法権の)小さな企業みたいなものなので,隣の研究室に移ればまた全く違う文化です。
そしてそれはその研究室のボスに大きく依存しています!
とてもラッキーなことに,私の現在のボスは非常に理解のある方でした。
さらには,これからの時代,出産や育児のような経験をした女性にもどんどん偉くなって欲しい,という考えを持っている先生だったので,本当に助かりました。
命の恩人です・・・( ´;ω;` ) (大げさ)。
逆に,私の知り合いの先生には,(半分冗談だと思いますが・・) “ポスドクは奴隷!夜中や土日も実験するのが当然!”と口にしているような方もいました・・Σ(‘ω’ノ)ノ
もちろん,偉い先生方は自分たちも同じような下積み時代を経てここまで登り詰めてきたのですから,それが人材教育・・と言えばそうなのかもしれません。
ただ,残念ながら,子供を育てながら産前と同じような働き方をして体調を崩し,離職してしまった先輩もいます。。
私のボスは,マイペースでも結果さえ出してくれれば自由にしていいよ~という方なので,子供の事情で早退や休みが続いたりしても,学生に実験をお願いしたり,家でちょこちょこ仕事を進めることで全くOK!!でした。
1歳の子供を抱える身としてはとてもありがたい・・・( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧ !!
また,女性が働くには,上からどんな事を言われようが,図太い神経を持つことも重要かもしれませんね (*´◇`*)
ただ,私はネガティブ&豆腐メンタルだったので,ずっとビビッてました・・・!!
という訳で,研究者(ポスドク)が出産・育児をしていくには図太い神経!
・・・が無ければ,(可能な範囲で)研究室(ボス)も選んだ方が良いと思う今日この頃です( ¨̮ )
まぁ,働ける研究室を選べたらみんな苦労しませんよね (๑¯ω¯๑)